こんにちは。
一週間ぶりのupです。皆さんいかがお過ごしですか?
いわきから避難疎開をして三週間になろうとしています。明日いわきに戻ります。
(pero君:震災後怯え続け食欲なく震えていた愛犬!一面の銀世界に
どこにおしっこをしていいのか?当惑をしていましたが、今では、雪の中を我が物顔にかけています。津波で愛犬や愛猫を助け切れなかった被災者や、避難先で、愛犬と離れなければならなくなった方のお気持ちを考えると心痛みます。こんなペロ君でもそんな方々へ、癒しの助けとなりました)
4月6日より小学校・中学校が始まることになりました。4月8日より高校も始まります。
TVに流れる「福島県内のライフラインやその他情報」をみていると、少しづつお店やガソリンスタンドなど次々にopenされているようです。
学校の始まりと同時に、県外に避難されている皆さんが戻るタイミングとなるのだろうと思います。
来週から同窓会事務局の私も出勤予定です。
心新たに、皆さんとともにがんばりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
いわきに戻ることになり、なにか春の頼りを届けたいと思っていました。
雪が2mほどまだ積もっているこの会津金山町も少しづつ、ところどころ雪どけを迎え、
春の兆しが見えてきました。朝早くにお散歩をしていると、雪どけの中から
「ふきのとう」が芽を出し、きれいな花を咲かせています。
長い長い冬から少しづつ、青い草花が顔を出し、じっとこらえていたかのように、生き生きと
伸びようとしているのを感じます。

このたびの東北地方を襲った震災・津波で被害にあった皆さんも、その時!まさにあの時の
精神的混乱から、少しづつ現実的に今をとらえてきていることでしょう。避難場におられる方も
そして、知人親戚を頼り身をよせている方も「これから」を考え始めていることでしょう。
長い冬のあと、ありきたりですが、春はやってきます。
早咲きの桜、遅咲きの桜もあるように、人それぞれにあせらずに「春」をみつけましょう。
明日いわきに戻ることで、こちらに避難されている方々にご挨拶をしました。
津波や地震で、家を根こそぎなくされて方も多いです。でも、皆さん明るく前向きに
「がんばろうね!」「これ以上の災害も、これ以上の喪失感を味わうこともないね」
いいながら皆さんガッツポーズ、そして「ありがとうね」と別れました。
日本人(東北人)の謙虚さ、義理堅さ、真面目さ、勤勉さ、ひたむきさ、人情のあつさ
誇れるのもだと思います。
本当の大変さは、これからだと思います。3月11日2時46分を忘れずに、ひとつひとつ
これからを歩んでいきたいものです。
出会った方々、お世話になった皆さん、そして家族・同僚、心配をしてかけつけてくれた
方、困ったときの隣人同士の助け合い、沢山えられたものも多く、本当に「ありがとう」と
すべてに感謝します。
そしてその気持ちを誰かへの助けにむけて、少しでも力になれたらと思います。
「今こそ!しあわせの お・す・そ・わ・け」をするときだと思います。
同窓会会員・同窓会HP事務局日誌を見て下さった方々、震災の時から2000名のアクセスがありました。これからも同窓会をよろしくお願いいたします。そして、みんなそれぞれにできる事で、支えあいながら、共にがんばりましょう。