いわきにある会社の社長さんと、採用についてお話をする機会がありました。
面接をして、どこでなにを判断したらいいのか?この会社で「育て甲斐のある子」とは・・?という会話になりました。
就職率の低迷に悩むこの時期、今企業がもっとも重要としている個人の能力として、コミュニケ―ション能力と言われています。
現実的には、採用する側 として「学歴」よりも今企業が求める人間像が重視されるようです。自分で考えて行動ができる。失敗を恐れずチャレンジできる精神をもつ。結果に対して素直に反省をして、それをまた力にかえて、ステップアップできる前向きな人。柔軟性のある自主的な人が求められているようです。
似たような価値観をもった人が集まりやすい、視野がひろがらない、積極的に新しい経験をもとめない「地方」の大学生は、情報を含め、アルバイトや学生生活で出会う人たちとの係わり合いや、バックボーンなどその力を養うための環境が都会より乏しいので、学力では同じくらいでもコミュニケーション能力などは、都会よりも就職活動に対して不利のようです。さまざまな体験や、たくさんの人と出会い、学び、もまれる経験こそが、大学の勉強以外で学ぶ大切なことのようです。
地元に生まれ、小・中・高を地元で過ごし、この大学をえて今就職活動をしている学生の皆さんが、いわきで就職をする時、何十社も受験する企業があればいいのですが、限られた企業数の中でトライをするしかないらしいです。このご時勢でかなり採用枠が限られている状況では、地元を離れての就職活動を強いられなければいけません。
いわき明星大学卒業生の皆さんは、大学を卒業後地元に就職をした人、地元を離れて就職した人などさまざまに活躍されていると思います。後輩のために、今まさに就職活動をされている学生に、先輩として自分の就活の「経験談」「アドバイス」「働く会社の求人情報」などを頂けると嬉しいです。こうすればよかった、ああすればよかったなどの後悔談でもとても役にたつと思います。