春の大型連休ですね。皆様どのようにお過ごしでしょうか。
ここのところ、色々と新聞やテレビによると、車の事故が多いようです。
くれぐれも「運転」に注意して下さい。
休憩をとりながら無理な運転をなさらぬように気をつけましょう。
毎日新聞: 4月24日朝刊より
「いわき明星大(関口武司学長)と東日本国際大(田久昌次郎学長)が23日、いわき市平上荒川に、震災と原発事故からの被災者の暮らしとコミュニティー再生を支援する「いわき地域復興センター」をオープンした。
文部科学省助成事業で各研究領域を生かし、浜通りエリアを対象に、放射線・放射能の測定と軽減▽震災記録保存▽被災地の観光まちづくり▽障害者の自立支援--の事業を行う。
放射線・放射能測定では、いわき明星大科学技術学部環境放射線測定室が食品や農産物、土壌、水、幼稚園給食などを無料で検査、認証制度や測定方法の確立も目指す。」
私の住む地域では、いわき市より各地区へ、このような「簡易放射線測定キット」
が配布されている。
回覧板や、お便りで通知されているものの、それが実際どんなものなのかわからないままでいました。
先日、ご近所に住む方が、自分の家で採れた野菜について測定をしたい思い、区から借りて測定しようとしたそうです。しかし、その説明書が、わかりづらくて、我家にもってこられました。 という、私も、このキット(3つ)を見ても、どうしたものやら?説明書を読んでも、なかなか理解できない状態でした。
そこで、
同窓会役員の復興センターの方にご相談して、説明を受けました。
① 本体の窪んだところへ、測定器を立てる
② 容器に水道水(1L)を入れて、スイッチを入れ測定開始
③ 1分後、2分後、3分後、4分後、5分後の それぞれの数値を記録しておく。 終了後電源OFF
④ 5回分の平均値<A>を出す (全部足して、5で割る)
⑤ 次に、容器に、本来測定したい対象物(野菜・水・土・・) 1kgを入れて、スイッチを入れ測定開始 
⑥ 1分後、2分後、3分後、4分後、5分後の それぞれの数値を記録しておく。 終了後電源OFF
⑦ 5回分の平均値<B>を出す (全部足して、5で割る)
⑧ Bの値 から Aの値を 引く : B-A
⑨ 出た数値を、水・土それぞれの「換算表」に照らし合わせて、ベクレル数をグラフから求める
簡易測定器なので、あくまで目安。
おそらく、公民館や区に配布されたこの測定器をどのように使っていいのかわからない人が多いのだろうと感じた。
なぜなら高齢者が多いので、説明書の文字も小さく読みにくい。読んでみても、理解しにくい。1回の説明ではわかりづらいだろう。
そもそも配布した最初の段階で、十分な説明をしていないらしい。
どれだけの個数が配布されているのかわからないが。
どれだけ使いきっているのだろうか・・。と疑問に感じました。
大学で測定して下さる場合、使用する機器は、高精度のものらしい。この簡易測定器ででた数値と、大学で測定して頂いてでる数値とどのくらい誤差があるのか・・。
ともあれ!みなさん 良い連休をお楽しみ下さい。